サンライズ瀬戸の切符の入手方法
サンライズ瀬戸・出雲は上り・下り共に毎日1便運行します。
まず第一に知っておかなければならないことはサンライズエクスプレスの切符だけをネットでJRから買おうとしても予約も購入もできないということです。ひとつの方法法としては全国のみどりの窓口で買う必要があります。
いくつかの旅行代理店がサンライズ瀬戸あるいはサンライズ出雲の乗車券と合わせた2泊、3泊、4泊あるいはもっとあるかもしれませんが、さまざまなツアーを用意しています。ただサンライズの切符だけをネットで買うことができません。
旅行会社のツアーで申し込む場合は気にする必要ありませんが、個人でみどりの窓口にて購入する場合にはいくつか気をつける点があります。
乗車日の1ヶ月前から購入可能
基本的には前月の同じ日付の日です。
ただし前の月が30日までしかない月で翌月の31日に乗車したいとかいうことであれば下記を参考に購入手続きをしましょう。
乗車希望日 | 購入可能日(以降) |
---|---|
1月1日〜1月30日 | 前月の同じ日付より |
2月1日〜2月28日 | 前月の同じ日付より |
2月29日 | 1月29日より |
3月1日〜3月28日 | 前月の同じ日付より |
3月29日 | 閏年なら2月29日より、それ以外なら3月1日より |
3月30日〜3月31日 | 3月1日より |
4月1日〜4月30日 | 前月の同じ日付より |
5月1日〜5月30日 | 前月の同じ日付より |
5月31日 | 5月1日 |
6月1日〜6月30日 | 前月の同じ日付より |
7月1日〜7月30日 | 前月の同じ日付より |
7月31日 | 7月1日 |
8月1日〜8月31日 | 前月の同じ日付より |
9月1日〜9月30日 | 前月の同じ日付より |
10月1日〜10月30日 | 前月の同じ日付より |
10月31日 | 10月1日 |
11月1日〜11月30日 | 前月の同じ日付より |
12月1日〜12月30日 | 前月の同じ日付より |
12月31日 | 12月1日 |
日付をまたがない乗車駅の場合
静岡・浜松からの下り線、あるいはレアケースとして三ノ宮からの上り線を利用する場合はもう一日待ってからの購入となります。
キャンセルまたは日付を変更したい場合
1度だけなら追加料金なしで変更できるようです。追加料金なしというのはグレードの変更無しの場合でグレード変更もするのであればその差額をもらうか払うかします。
チケット単体で購入した場合に限りますが、サンライズのチケットは1回まで変更やキャンセルが無料でできます。
実際、私は購入後旅行の日程を変更したため、チケットの日付を変更してもらったのですが、カウンターのスタッフさんに「日付を変えてほしいんですけど―」と言うだけ。
追記 e5489会員になれば電話予約できる
2019年4月からサービススタートしたという情報です。
JRが運営するe5489の会員になって、電話予約をすればどのグレードの個室またはノビノビ座席でも購入できます。もちろん予約時に空席があるというのが前提になるのは変わりません。
さらに電話予約をしたあとJR東海の駅に切符を取りに行くという条件がありますのでこれらを満たせるのであれば窓口に並ぶより簡単に切符が買えるでしょう。
まとめると条件は
- e5489の会員であること
- e5489の電話予約から予約すること
- JR東海のいずれかの駅に受け取りに行くこと
参考にさせていただいたサイト
e5489 電話予約でサンライズ出雲(サンライズ瀬戸)の個室寝台券を予約する – アクティブだけどマイペース
希望日・希望グレードの切符をできるだけ確実に確保する方法
1日1便しかありませんから週末や連休での運行便ともなれば当然ながら競争率は上がります。
その競争に勝って希望する切符を手に入れるには現在のところ10時打ちを狙うしかありません。
10時打ちとは切符申し込みの当日にみどりの窓口に10時より前にちょうど1ヶ月先の希望日希望グレードを書き込んだ申込用紙を出しておき、係員が受付開始時刻である10時ちょうどに端末のボタンを叩き切符を確保するやり方です。
つまり言い方を変えるとサンライズ瀬戸や出雲など人気のある切符は1日前とか1週間前とかでは希望する日や部屋グレードによっては満足に取れないということです。
通常1ヶ月前の10時から購入ができますので1ヶ月前になったらみどりの窓口に申し込み用紙を提出します。その場合、用紙に所定の区間と利用人数等必要事項を書き込み10時より前に提出してください。ただしあまり早すぎる時間(1時間前とか)だと10時に受付ですからそのころに来てくださいとハネられますので注意です。
10時受付開始というのは機械処理の開始時刻であって人間(係員)はもうすこし手前で受け付けてくれます。
ただ10時前に駅係員は受け取ってはくれますが、利用者の多い駅だとたまたまライバルがもっと先に同じ日の列車を取ろうとしていた場合、かち合ってしまい10時打ちしてもらえないということもありえます。
そんな失敗を回避するためのもっと確実な方法はできるだけそういう10時打ちを利用しようという人の少なそうな駅のみどりの窓口へ行くことです。
新宿駅だろうと東京駅だろうと地方の小さい駅だろうとみどりの窓口の端末は一緒ですから差別はありません。確実に切符を取ろうと思ったら少しでも利用者の少なそうな駅でスタンバイです。
まとめ
- 乗車希望日が4月30日なら切符購入は3月30日10時から
- 乗車希望日が5月31日なら切符購入は5月1日10時から
- 申込用紙はみどりの窓口に備え付けられている
- 10時からというのは機械の受付であってそれより早く窓口係員へ出すべし
- 万一同じ窓口に同日の予約をする先客がいたら取得の確率激減
- バッティングを避けるにはなるべく利用者の少なそうな駅で申し込むべし
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空席情報の調べ方 | サンライズエクスプレス情報
希望日・希望グレードが購入可能日に買えなくても諦めないで
サンライズエクスプレスはしばしばキャンセルがでます。
もし購入当日にみどりの窓口で希望日・希望グレードの席が取れなくともまだ諦める必要はありません。可能性はじゅうぶん残っています。
ただし早めにアクションしていればの話です。
「キャンセルが出たら予約」してもらうというお願いをみどりの窓口でできます。
キャンセルが出たら連絡をくださいとお願いしておくと電話番号を控えてくれます。で運が良ければ数日のうちに「キャンセルがでましたので予約しておきましたがどうしますか」という連絡がくるかもしれません。
この運を掴むためにはなるべく早く、つまりできるだけ購入可能である1ヶ月前近くにみどりの窓口に行き、その日に購入できなければ予約のお願いをするという動きが大切です。
出発希望日の数日前に買いに行って埋まっていたからといってキャンセル待ちを期待するのはあまり確立として希望は薄いことはおわかりいただけると思います。
あとがき
自分で空席を問い合わせたりみどりの窓口へ切符を買いに行くのが面倒ならツアーを申し込んでしまうという手もあります。
【追記】2019年5月24日一部ネット予約が可能になる
ネット予約ができるのはノビノビ座席に限られ切符受け取りはJR東日本に限られますが可能となりました。