岡山県倉敷市の美観地区は、日本で最も美しい町の1つとして知られています。江戸時代の町並みがそのまま残っており、歴史的な建造物や風情ある街並みが観光客を魅了しています。
美観地区の特徴の1つは、白壁土蔵群です。江戸時代の商家や蔵が白い漆喰で塗られており、風情豊かな景観を作り出しています。また、倉敷川沿いには美観地区を見渡すことのできる遊歩道が整備されており、散策しながら町並みを楽しむことができます。
美観地区には多くの美術館やギャラリーもあり、倉敷市は美術の街としても知られています。
倉敷市の美術館・博物館 ベスト10 – トリップアドバイザー
美観地区はまた、伝統的な工芸品やお土産品を販売する商店も点在しており、お土産選びも楽しい場所です。地元の食文化も楽しめるレストランやカフェもありますので、ゆっくりと町の雰囲気を楽しむことができます。
倉敷市の美観地区は、日本の伝統と文化が息づく素晴らしい観光スポットです。訪れる際は、歴史的な町並みや美術館、地元の食事を楽しんでみてください。
美観地区の概要
場所とアクセス方法
サンライズ瀬戸と出雲が岡山で切り離され瀬戸号が高松に向かいますが岡山を出て最初に止まる駅が児島です。
その児島駅と岡山駅のちょうど中間地点ぐらいのところにあります。ですから岡山で降りて向かうもよし、児島までサンライズ瀬戸を楽しんで児島で降りてから向かうもよしです。
ただしレンタカーの借りやすさでいったら圧倒的に岡山駅が有利ですからレンタカーを利用するなら岡山駅で下車するのが便利でしょう。
歴史的背景
現在の倉敷美観地区周辺は寛永19年(1642年)に幕府の直轄地(天領)になり、後に代官所も置かれました。倉敷川河畔は周辺で採れる米の集散地として賑わい、後には商業の中心として発展。現在残る保存地区の建物はこの時代の豪商の商家を原型とするものが多く、それが特徴的な景観を印象づけています。
引用:美観地区 – 倉敷観光WEB
つまり江戸時代には天領だった。周辺の米の集散地として賑わい、後には商業都市として発展した。
そして昭和30年代に都市景観保護の機運が高まり後に「重要伝統的建造物群保存地区」として国の選定も受けた。
地区の特長や雰囲気
以下は上記参考サイトからの受け売りです。
建物の特徴として、町家の多くは塗屋造りであり、蔵はすべて土蔵造りです。倉敷窓や倉敷格子(親つき切子格子)、そして白色漆喰仕上げのなまこ壁が美しいコントラストを作り出しています。
倉敷川沿いには、大原美術館を始め、倉敷民藝館や郷土玩具館など、多くの文化施設や観光名所が立ち並んでいます。周辺の町家造りのエリアも含め、全国から多くの観光客が訪れるスポットとして知られています。
また、夜間には景観照明が施され、昼間とは異なる趣のある風景が演出されます。
主要な観光スポット
倉敷川沿いの風景
実際に行ってみましたが非常にみごとな景観です。
河畔の道路には自動車など文明を感じさせるものはあるものの、それでも時代を感じさせる建物は圧巻です。しかもそこそこ範囲が広い。
自分で行ってみるまではこの川沿いの数十メートル程度かとぼんやり想像していましたが、そこだけではなく多少枝分かれして古い町並みが残っています。
大原美術館
大原美術館は倉敷を拠点として活躍した事業家の大原孫三郎が前年に死去した友人でもある画家児島虎次郎を記念して1930年に設立した日本で最初の西洋美術中心の私設美術館です。
児島虎次郎が大原孫三郎の支援のもとで選んだ西洋美術が数多く展示されています。
明治期以降に建てられた様式の建物だったので自分は写真には残しませんでしたが、Googleストリートビューなどでは外観を見ることができます。
サンライズ出雲で出雲方面へ行ったら足立美術館。そうでなければここ大原美術館に行くのもいいでしょう。行ってないけど。
旧家や伝統的な建物
河畔の道はとにかく歩いていて楽しいです。まさにタイムスリップしたかのように昔ながらの建物がずっと並んでいます。
自動車や自転車など現代文明の産物がまったくないというわけにはいきませんが、電柱や電線はほぼこの地域内は皆無に近い状態です。
デニムの街
倉敷はデニムの街だそうで、ここの美観地区でもデニムを扱ったお店が多数見られます。
記念にデニムの服やカバン、あるいは工芸品を買ってもよいかもしれません。
レンタカーを利用するなら全国のレンタカー最安値比較なら「レンナビ」 で価格比較してから。
サンライズ瀬戸で行く倉敷美観地区
自分で空席を問い合わせたりみどりの窓口へ切符を買いに行くのが面倒ならツアーを申し込んでしまうという手もあります。