大国主命(オオクニヌシノミコト)が兄弟である八十神たちに焼けた岩で押しつぶされた場所という伝説があり、再生神話の地である赤猪岩神社です。
赤猪岩神社の基本情報とアクセス方法
- 住所:〒683-0202 鳥取県西伯郡南部町寺内232
- 電話番号:0859-64-2102
- 社務所受付時間:社務所なし
- 御朱印:書き置きあり(ただし午前中早い時間になくなる)
- 駐車場:50台程度
- 公式サイト:赤猪岩神社 | 古事記編纂1300年 大国主再生の地 赤猪岩神社・清水井ガイド
赤猪岩神社へのアクセス方法・行き方
公共交通機関を使った場合
サンライズ出雲の停車駅である米子駅から日ノ丸バスの御内谷線または法勝寺線に乗って最寄りのバス停まで行くことができます。ただ最寄りといっても赤猪岩神社のすぐ近くには残念ながらバス停がなく、近くても徒歩17分程度はかかる模様です。
「赤猪岩神社」(鳥取県西伯郡南部町寺内地内-神社)周辺のバス停のりば一覧 – NAVITIME
日ノ丸自動車株式会社の時刻表で御内谷線か法勝寺線を参照して時刻を確認してください。同じ米子駅発の2系統のうち御内谷線で手間まで行くほうがバス乗車の所要時間は短い(約16分)ようですが、いずれも一日に何便もなく利便性は良いとはいえません。
1日に何便もないバスを利用するよりタクシーを利用してしまったほうが手っ取り早いといえるでしょう。
クルマを使った場合
サンライズ出雲の停車駅である米子駅からレンタカーを借りて行くならほとんど国道180号を通りおよそ15分程度で到達できます。
鳥取レンタカーの小型プランを探す | 米子駅 | たびらいレンタカー予約(鳥取)
赤猪岩神社の由緒・御祭神・御利益
赤猪岩神社の由緒・歴史
大正6年創建の久清神社と要害山山頂にあった赤猪神社が、大正9年に合祀され現在の赤猪岩神社となりました。お社は最も古い神社建築様式のひとつ、大社造です。
赤猪岩神社の御祭神
赤猪岩神社の御利益
赤猪岩神社のご利益はズバリ「再起」です。兄弟神たちから殺されたオオクニヌシを母神であるサシクニワカヒメが神産巣日神(カミムスヒ)に救いを求め二柱の女神によって再生してもらいました。
そんな逸話(神話)から受難から再起というご利益があると言われています。
赤猪岩神社の境内の様子と雰囲気
トイレの位置と駐車場
鳥居前に大駐車場がありましてそこの一角に男女別のトイレがあります。隣にあるのは社務所か事務所かと思ってネットで調べたら売店だそうで、早めにいけば御朱印の書き置きがあるようです(電話にて問い合わせた)。私が訪問したのは夕方近かったので不在でしたし御朱印の書き置きもすでにありませんでした。
一之鳥居と由緒書
手水舎
ちょろちょろと龍の口から出ているのは湧き水なのか、それともすぐ隣りにある先遠池から滲み出た地下水をポンプで汲み上げているのでしょうか。ずっと出ています。
参道
大きな神社ではないので階段を数段上がるともう拝殿が見えます。狛犬が二対おり鳥居は二之鳥居まであります。
拝殿
ひっそりとしていますがやっぱり出雲周辺の神社は注連縄がどデカイ。
石碑
まるで本当にあったかと思われる大国主大神御遭難地という石碑。まあ無かったとも言い切れませんからね。
再生桜
なんの意味かネットで調べた限り不明でした。
封印されている赤猪岩
▼拝殿左手には看板があり、奥に大国主命が抱いて落命した赤猪岩が封印され二度と災厄が繰り返されることがないようにと埋められています。
さらに裏手
神殿
一般的には拝殿の後ろにはなかなか近寄れませんが、比較的近くまで寄れるのがここ赤猪岩神社ですかね。それでも畏れ多いのでこのあたりから撮影するのにとどめました。
赤猪岩神社の御朱印または御守
御朱印は書き置きが売店にあるらしいですが、早くに行かないとすぐなくなってしまうようです。具体的に何時ぐらいなら間に合うという情報は持ち合わせていませんのでなるべく早くとしかここでは言いようがありません。
赤猪岩神社はこんな人におすすめ
新しいことにチャレンジするときや、逆境に打ちひしがれているときなどに再起を願って訪れるとよいことがあるかもしれません。