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サンライズ出雲で行く出雲大社、行くなら古事記の解説も読んでおくともっと楽しい

サンライズ出雲の終点まで行く人はほとんど出雲大社に行くのではないでしょうか。

出雲大社についての基本情報です。

出雲大社の基本情報とアクセス方法

  • 住所:〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195
  • 電話番号:0853-53-3100
  • 社務所受付時間:午前8時30分~午後5時
  • 御朱印:あり(300円御朱印帳必要、販売あり)
  • 駐車場:あり(数百台)
  • 公式サイト:出雲大社

出雲大社へのアクセス方法・行き方

公共交通機関

サンライズ出雲の終点である出雲市駅で一畑電車松江線に乗り換えて4駅先の川跡駅で同じく一畑電車の出雲線に乗り換えます。そこから4駅先の終点出雲大社前で降りて徒歩5分程度で鳥居に到着できます。

車で行く場合

サンライズ出雲の終点出雲市駅の周りには数社のレンタカー会社があります。あらかじめ予約をしておくとスムーズでしょう。車で駅からだいたい20分程度で出雲大社の駐車場までいけます。

【関連】
出雲市駅からの観光にレンタカー利用が便利

出雲大社の由緒・御祭神・御利益

出雲大社の由緒・歴史

古典によりいくつかの伝承がありますが、大国主命が国譲りに応じる条件として立派な宮を造ってくれればそこに隠れておりましょうということでできたという話がいちばんわかりやすいです。

【追記】宮司千家氏について

代々出雲大社の宮司(神社の長)を担っている千家氏はこれまた代々出雲国造(いずもこくそう/いずもくにのみやつこ)でもあります。国造とは大昔の知事みたいな役職と考えればわかりやすいでしょう。

その千家氏の一人(当主になるのかな)の方はウィキペディアで調べると下記のように載っています。

父は第84代出雲国造で・・・云々

引用元:千家国麿 – Wikipedia

父は84代出雲国造て・・・で、出雲国造ってウィキペディアで調べると

国造制は7世紀半ばの大化の改新以後、全国的に廃止される方向に進み、『続日本紀』によれば第43代元明天皇の和銅元年(708年)に、忌部宿禰子首が新たに出雲国守に任ぜられた。これは、国造制から律令に基づく国郡里制に支配体制が移行したことを示す。しかし、出雲国造は紀伊国造などとともに、ごく一部の例外的な氏族として国造の称号存続を許され・・・云々

引用元:出雲国造 – Wikipedia

なになに?大化改新以後廃止の方向に進んだけど、出雲国造は例外的に称号存続を許され・・・ってすごく長くないですか?

要するに律令制度かなにかの時代にできた称号をいまだに引き継いで第○代出雲国造って名乗っちゃうんです。そんな宮司さんがいるのが出雲大社です。重みが違います。

ちなみにご先祖様はアメノホヒという神様ですから伝統も違うし格も違います。アマテラスとスサノオがお互いに誓約(うけい)を行ってお互いの物実(ものざね)から生まれた神様でアメノホヒの親はアマテラスということになります。
アメノホヒ – Wikipedia

ですから千家国麿氏と高円宮典子さんが結婚したのは遠い遠い遠い親戚同士ということになります。

出雲大社の御祭神

ご存知の方も多いかと思いますが大国主大神です。

個人的には出雲大社と伊勢神宮は同列ぐらいすごい神社と考えていましたが、調べてみるとまったく比較にならない格下であるというように古事記では読み取れます。

なぜなら伊勢神宮の主祭神であるアマテラスは天津神で全ての神様の中の最高神ですが、出雲大社の主祭神である大国主命は国津神です。

それは天で生まれた神様と地上で生まれた神様ということで文字通り天と地ほどの違いがあるというものです。

そうはいっても古事記ではかなり大国主命のことをフィーチャーしていますので少しでも古事記の解説を読んでみるとかなり出雲大社には親しみが持てます。

出雲大社の御利益

広く“えんむすび”の神として人々に慕われていらっしゃいますが、この“縁”は男女の縁だけではなく、生きとし生けるものが共に豊かに栄えていくための貴い結びつきです。そして、日本の悠久なる歴史の中で、代々の祖先の歩みを常に見守られ、目に見えないご縁を結んで下さっているのが大国主大神様なのです。

引用元:出雲大社と大国主大神 – 出雲大社

出雲大社といえば縁結びのご祈願に詣でるというのが現代では定番です。

出雲大社の境内の様子と雰囲気

因幡の白うさぎ像

松の参道、手水舎の少し手前左手に因幡の白うさぎ像がありました。
出雲大社因幡の白うさぎ

ムスビの御神像

1986年(昭和61年)建立のこちらは松の参道右手です。
出雲大社ムスビの御神像

銅の鳥居

長い松の参道を通り抜けてようやく見えてくるのが銅の鳥居です。

出雲大社銅の鳥居

手水舎

出雲大社手水舎

拝殿

大きなしめ縄ではありますが一番大きいしめ縄は神楽殿にありますからこれだけ見て見た気にならないように気をつけて神楽殿にも足を運びましょう。

入り口が向かって右にオフセットしているのが大社造の特徴です。

出雲大社拝殿

御守所

拝殿の後ろ、御本殿に向かって左手にお守り販売所があります。
出雲大社御守所

拝殿の裏側に北向き(御本殿に向って)御朱印所

ここでは御朱印帳を持参しないと御朱印がもらえません。ただここでも1200円で売られていますので持っていなければ買えます。御朱印の初穂料は「気持ちで」と言われますが「だいたい皆さん300円払います」と助言をいただけます。

出雲大社御朱印所

御本殿

正面の八足門

この奥が本殿で普段は入れません。天皇でも入れないそうです。限られた宮司のみしか入れないところです。
出雲大社八足門

素鵞社

御本殿の裏手にある隠れたパワースポットと呼ばれている素鵞社(そがのやしろ)

早朝にゴミ拾いをして陰徳を積んでいる方がいるようです。出雲大社素鵞社

御本殿まわりから

真北から出雲大社御本殿裏から

東北方向から
出雲大社御本殿東北から

野見宿禰神社

スポーツに関する神社でスポーツを志す人に広く崇められているとのこと。
野見宿禰神社

出雲大社の御朱印と御守

出雲大社御朱印

出雲大社はこんな人におすすめ

出雲大社といえば縁結びです。

この縁結びとは必ずしも男女の縁だけとは限らず生きているあいだに起こりうるあらゆる縁と言われています。

そういった縁を得られるようにというのはもちろんですが極めて壮大な神社ですので行ってみるだけでもかなり感動的な大きさで圧倒されます。

サンライズ出雲ででかけた際に限らずどんな交通機関であろうと出雲に行ったら出雲大社ですね。

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