日本初之宮といわれている須我神社について紹介します。
須我神社の基本情報とアクセス方法
- 住所:〒699-1205 島根県雲南市大東町須賀260
- 電話番号:0854-43-2906
- 社務所受付時間:
- 御朱印:本宮のみあり(300円)
- 駐車場:あり(本宮6台ぐらい、奥宮15台ぐらい)
- 公式サイト:須我神社 | 日本初の宮 | 島根県雲南市大東町
須我神社へのアクセス方法・行き方
公共交通機関の場合
サンライズ出雲であれば松江駅にて下車、一畑バス「大東行き」に乗ってバス停「須我」にて下車、徒歩3分。
車で行く場合
三刀屋木次ICまたは松江西ICが最寄りでいずれからもおよそ30分程度です。
須我神社の由緒・御祭神・御利益
須我神社の由緒・歴史
簸の川上に於いて八岐遠呂智(やまたのおろち)を退治した須佐之男命(すさのおのみこと)は、稲田姫と共にこの須賀の地に至り「吾が御心清々し」とおっしやつて宮造りをなさった。
〜中略〜
日本で始めての宮殿を作り、鎮まりました。これが古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」であり、日本初之宮(にほんはつのみや)であります。
〜中略〜
三十一文字の歌も日本で一番古い歌であり、この地が「和歌発祥の社」と呼ばれる由縁でもあります。
引用元:須我神社について|須我神社|日本初の宮|島根県雲南市大東町
上記が須我神社の公式サイトにかかれています。
要約すると
- 日本最初の「宮」である
- ヤマタノオロチを退治したスサノオが妻とした稲田姫とこの地にいたり宮を造った
一方、八重垣神社の公式サイトでも下記のように述べられています。
八岐大蛇を御退治になった素盞嗚尊(すさのおのみこと)は、ご両親の脚摩乳、手摩乳の御許しを得て夫婦となり、この佐草の地に宮造りされ、御夫婦の宮居とし縁結びの道をおひらきになられたのです。
ということでそれぞれの神社が此処こそスサノオノミコトの降臨された地ぞと主張していますが、この場合、神話ですから真実はひとつとは限りません。それぞれが主張するとおりで良いと思いましょう。 どっちが本当なんだ?などと悩むのは野暮というものです。
八重垣神社についての情報記事はこちらを参照ください。
須我神社の御祭神
須佐之男命と妻の稲田比売命、両神の子の清之湯山主三名狭漏彦八島野命(すがのゆやまぬしみなさろひこやしまのみこと)
須我神社の境内の様子と雰囲気
本宮
山陰最大の石造り一之鳥居
▼県道24号線を北上してアプローチすると山陰最大と言われている石造りの一之鳥居が見えてきます。
▼右折して石造りの鳥居すぐ脇の道を入っていくと須我神社が正面に見えます。
本宮脇の夫婦松
▼須我神社手前左手道を挟んでご縁結びの夫婦松があります。
元は温泉だったところが枯れ、水中の蓮と島の松が共存しています。このような珍しい光景から夫婦松と呼ばれ縁結びのご利益がささやかれるようになったとのことです。
随神門
出雲地方らしい大きめの注連縄が張られています。
由緒書
2箇所目の手水舎
一箇所目の手水舎は二ノ鳥居すぐ下というか入り口すぐ脇にあります。
▼この2箇所目の手水舎は拝殿への階段を登る前のすぐ横にあります。
拝殿
摂末社
摂末社の一社である御親神社、社日神社が奥にあります。そのほかにもいくつか摂末社があります。
奥宮
場所
奥宮までは約2kmの道のりとのことで、平地であれば自転車でもぜんぜん余裕なのですが山道で起伏があります。
途中の奥宮入り口の道路に駐車場があり10台以上は駐車できるようになっています。上の写真で道路の先にある待避所のような場所が駐車場です。駐車場からは山道を500mぐらいでしょうか、徒歩以外では上がれません。車椅子も無理です。
ほぼ登山
▼奥宮への入り口には八雲山登山口という看板があり、奥宮とは違うところの道か?と思いますが奥宮への入り口です。
▼奥宮まではほぼ登山です。
新泉坂根水
鳥居
▼ずいぶんと歩いて行くと鳥居が見えてきます。ここから100mぐらい緩やかな階段を登ると御神体を拝めます。
▼余談ですが階段の途中に野生のサワガニが一匹いました。信じられないような話ですが本当です。しかもさらに驚くべきは帰りにも同じ場所でもう一度サワガニを見たのです。同じやつだったら奇跡です。
いったい神様はぼくに何を神託したかったのでしょうか?前に歩くな、横に歩けとか?
3つの巨岩
大中小と3つの巨岩が御神体として祀られています。大きい順から
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スサノオノミコト
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クシナダヒメ
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その御子神ヤシマノミコト
非常に厳かな雰囲気のところです。
須我神社の御朱印または御守
須我神社はこんな人におすすめ
スサノオファンなら八重垣神社ともども訪れたい神社です。