赤ちゃん(乳飲み児)を連れてサンライズ出雲・瀬戸を利用するのは可能か否か

今回は赤ちゃんを連れてサンライズエクスプレスを利用することを考察してみます。

管理人自身は赤ちゃんを連れてどころか誰かと一緒も未経験ですのであくまでネット上での情報のまとめと個人的な所感を述べるにとどまりますが、赤ちゃん連れでサンライズサンライズを使いたいという方の多少の参考になれば幸いです。

赤ちゃん連れてサンライズ出雲やらサンライズ瀬戸やらどうよ

そもそも赤ちゃんて一緒に乗るのタダなのか

寝台列車の場合、赤ちゃん(幼児、乳児にかかわらず)でも料金はかかります。

まず寝台料金を一室利用する場合は子供でも大人と同額必要です。

乗車料金に関しては通常どおり乳幼児は無料、小学生以下は半額です。

そして小学生以下のこどもについては同じベッドで大人と寝れば料金はかかりません。

おすすめできないグレード

まずノビノビ座席は止めておいたほうがいいでしょう。

ノビノビ座席は一番安いグレードの指定席扱いですが、隣との仕切りがカーテン一枚です。母乳を授乳しようと思ったらかなりリスキーです。両隣がまだ女性であればバリケードを張ってくれるかもしれませんがそうでなければちょっと際どい状況です。

一晩中まったく声を立てず、泣きもせず、もちろんダダもこねずという大人のような赤ちゃんであれば別ですが、そうでない場合には周囲に迷惑をかけてしまいます。子供の鳴き声が迷惑か否かという議論も世間にはあるかもしれませんが、逃げることのできない場所で安眠を妨げられるのは大多数の人が不快に感じるはずです。

したがってノビノビ座席は物理的には赤ちゃんと添い寝して一晩過ごせますが避けるべきと考えます。

不可能ではないがあまりおすすめでないグレード

ソロシングル・ツインは個室でプライベートが確保でき、不可能ではないがどちらかというとおすすめできないグレードと考えます。

なぜならベッドが狭く一緒に寝るのが非常に困難だからです。

シングル・ツインに関しては狭いとはいえ2段タイプの部屋ですから別々に寝れば大丈夫では?と考えたくなるかもしれませんが、万一眠っている間に赤ちゃんがベッドから落ちたらそれは大変です。

赤ちゃんが寝返りを打ってもベッドから落ちないようバスタオルなどを囲い代わりにでもしておけるなら可能ですがそれが不可能であれば止めておいたほうが無難です。

一番おすすめはサンライズツインかシングルデラックス

一番部屋が取りにくいことではありますが、やはりトップグレードの二種類が一番おすすめできる部屋でしょう。

シングルデラックスであればベッドも十分広いですから赤ちゃんと添い寝してもそれほど窮屈感は感じないでしょう。

サンライズツインであれば親は1つのベッド、赤ちゃんはもう一つのベッドというふうに別れて寝ることができますし、何よりベッドの高さが同じですから時々目を開けて安全確認をするのが容易です。

時々目を開けるなんて無理〜。って思う親の方は飛行機使いましょう。寝台列車で一晩中ぐっすり眠ることができない管理人にとっては赤ちゃんが隣にいようといまいと数時間〜数十分ごとに意識が戻るのでときどき目を開けて確認するなんてまったく問題ないことなのです。

シングルは普通

あと残っているのはシングルルームですが、これは上記のおすすめよりは狭い部屋なので窮屈感は当然ながらあります。しかしベッドの広さからいってなんとか赤ちゃんと一緒に寝ることは可能かなと想像します。

もちろん赤ちゃんのサイズにもよるので一概にこれまで説明した内容がすべての赤ちゃんに当てはまる話ではありません。自分の赤ちゃんのサイズは一般的な乳児レベルなのか、それともすでに小学生サイズなのか吟味して決めましょう。

授乳のための湯沸かしは無理

給湯設備が車内にありませんので哺乳瓶でミルクを作りたいと思ったら予め自分で魔法瓶に入れたお湯を持ち込む必要があります。授乳をするのは一晩に一度か二度程度でしょうから大量にお湯が要るというものでもありませんが母乳でなければ必要な装備です。

結論:部屋グレードによっては可能であるが赤ちゃんはおそらく不快

そうです。おそらく長いこと電車に揺られてガタゴトと音と振動に苛まれる赤ちゃんにとってはしゃべることができなくともあまり良いことではないのではないかと考えます。

できれば移動はできるだけ短時間で済ませ、寝かせるときは静かな安定した場所のほうが良いのではないでしょうか。

 

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