サンライズ瀬戸やらサンライズ出雲やらにちなんでいろいろな観光名所を紹介しているが、それらをどういう順序で回れば効率よく観光できるかという話がまだだったのでお届けしたい。
自分でも数回でかけている出雲周辺は以下の順序でまわるとよい。といっても正解はないのでほんの一例として参考にしてほしい。
コンセプトは古事記巡り。ちなみに食事する場所は考えてないww
サンライズ出雲降りてからの観光テンプレート
1日目
バジェットレンタカー
出雲市駅で降りてまずはレンタカーを借りよう。公共交通機関のみで観光することはもちろんできるが、地方での移動の自由度を考えたらレンタカーをまずはおすすめする。
ほかの選択肢はとても考えられない。
なぜバジェットレンタカーかというと出雲市駅で借りることができることと、出雲縁結び空港近くにあるので乗り捨てできるという利点で自分は利用したためである。もちろんほかのレンタカー会社を使っても構わない。ただバジェットレンタカーは安かった。
そして以下紹介する出雲近辺の観光地または神社仏閣はどこも駐車場は無料である。
長浜神社
レンタカーに乗るのが前提の話ではあるが、まずは出雲大社を目指したい気持ちはわかるんだけど、出雲大社に向かう途中でちょっと迂回して長浜神社に寄ってみよう。
出雲国を作ったという神話の残っている八束水臣津野命(やつかみずおみづぬのみこと)が祀られている。出雲国を作った神様であるから出雲に行ったらぜひお参りしておきたい。
出雲大社
言わずとしれた山陰で一番有名かもしれない神社だ。個人的には伊勢神宮と並んで日本のツートップの神社だとそこそこの歳になるまで思い込んでいた。
実際には縁結びだったり、大国主が童話や童謡で有名だったりで自分の中でトップだと思っていただけで伊勢神宮とアマテラスよりかなり格下である。上とか下とか言いたくはないが。
命主社
出雲大社へ行ったらそこから徒歩数分なので命主社も訪れておきたい。樹齢1000年のムクノキがある。
出雲大社と比べたらとてつもなく狭い神社であるが祀られている神様が天地開闢の造化の三神の一柱であるのでそれなりに威厳を感じるかもしれない。
日御碕灯台
石造灯台としては日本一高い灯塔だったり、上まで登れる現役灯台だったりと特徴はいろいろある。
展望デッキはそれなりに心の準備をして行かないとかなり怖かった。個人的には。
内観できない時期があるので出かける前に要確認である。
日御碕神社
日御碕灯台へ行ったらすぐとなりにある日御碕神社も訪ねてほしい。スサノオノミコトとアマテラスつまり姉弟の神が祀られている。また日沈宮(ひしずみのみや)の屋根下△の部分に三貴神のシンボルが彫られているからここにも注目だ。
猪目洞窟
猪目洞窟はさすがに公共交通機関で行けなくはないがやはりレンタカー推しにになってしまう。ちょっと行きにくいところだがここは見ておきたい。
かつて死の国への入り口と言われていた場所の一つで、出雲国風土記には「寝ていてこの場所の夢を見たら死ぬよ」という旨のことが書かれている。
またイザナギが死んだ妻であるイザナミに会いに行った黄泉の国への入り口であるとも言われている。一見の価値あり。
鰐淵寺
鰐淵寺は紅葉で有名なのでこの旅程プランは秋の旅行で適用すると良いかもしれない。秋以外はどうかというと当サイト管理人も行ったことがないのでわからない。
鬱蒼と茂る緑はおそらくいついっても違う顔を見せてくれて森林浴は十分楽しめるはずだ。
入山料を取るだけあって見ごたえはある。
島根県立古代出雲歴史博物館
ここで出雲大社近くへ戻ってくるが最後に夕方まで島根県立古代出雲歴史博物館を見ておこう。とにかく古代からずいぶん金属産業が盛んでヤマタノオロチ伝説が生まれたのもうなずけるかもしれない。
1部屋いっぱいに展示してある銅戈やら銅鐸やらは圧巻である。
宿泊
宿泊については観光スポットと違って個人の自由なのでここにすべきなどというつもりは毛頭ないが、筆者が好んで利用している(おそらく次回も利用するはず)宿を一軒紹介する。
旅籠屋というモーテルタイプのホテルではっきりいって素泊まりだ。ただここに慣れてしまうとどうも勝手が良くほかの地方観光へでかけるときでも旅籠屋があればそこに泊まるというスタイルを継続している。それくらいお気に入りだ。
2日目
須我神社
須我神社は日本初之宮であるということが1つのポイントだ。それと山陰最大の石造り鳥居がある。
そのほか夫婦松や奥宮の3つの巨岩までしっかり見ておこう。奥宮へは徒歩だと30分またはそれ以上かかるので乗り物で行ったほうが効率よくまわれるはず。
熊野大社
創建は神代の時代とのことでいつごろできたものかはっきりわからないほど古くからある神社である。出雲大社ともゆかりが深いのでここは外さずに行っておこう。
足立美術館
地方の美術館であるにも関わらずいつ行っても混雑していて舌を巻くほど集客の上手な美術館だ。その魅力は何にあるのか2度行ったがよくわからない。
が、展示されている美術品の数々はすごい量でそこそこ高い入場料が決して高くないと納得させられる。混んでいるとちょっと観るのが大変だから本当は午前中に行ったほうがいいが、今回の旅程では午後になってしまっている。
赤猪岩神社
オオクニヌシが兄神たちに巨岩で押しつぶされて殺されたという神話が残っているがその巨岩が埋められている神社である。
こういう巨岩を埋めているという神話を具現化しているような神社は訪問していて面白い。まるで神話ではなく本当にあった話なのではないかと錯覚してしまいかねない。
ここに来る頃には夕方近いので御朱印が欲しい場合は前もって連絡しておくと取り置きまたは別の方法があるかもしれない。いずれにしても神職は常駐していない小さめの神社だ。
宿泊
3日目に島根半島突端近くにある美保神社まで行く計画なのでできるだけ行きやすい宿を取ったほうがよい。ということで米子市内のホテルがおすすめ。
ただ筆者が泊まったホテルはかなりマニアックで個室ではあるもののシェアハウスに近い感じの雰囲気だった。トイレが共同で部屋にも風呂がない。風呂は大浴場を使うパターンが多いがきれいではあるもののトイレ共同というのがちょっとひっかかる人は多いのではないか。ただ安い。
じゃらんで米子のホテルを見る
米子市のホテル – トリップアドバイザー
3日目
美保神社
神社ばかりで少々飽きてくるかもしれないが、美保神社も良いところにあるので是非訪ねてほしい。
佐太神社
黄泉比良坂
揖夜神社以降
ここから先は記事にするのも飽きてしまい、また保存しているディスクが壊れてしまったせいで写真も動画も満足に残っておらず紹介できない。行程だけは別のところに記録していたのでこのように回ったということだけしかお話できることがない。
出雲国府跡
六所神社
真名井神社
神魂神社
バジェットレンタカー
出雲空港〜松江駅
まとめ
▼1日目の行程
▼2日目の行程
▼3日目の行程
これは一例にすぎないのでどのように回っても島根県特に出雲周辺は楽しめる。よかったら参考にしてほしい。